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2011.07.14 *Thu

漆黒の天使「魅羅」


こちらはkikyouさんがこのブログの1周年のお祝いに書いてくださったSSです。
えちシーンがあるので、追記に入れます。
18歳未満の方は読まないでくださいね!

kikyouさんが最初に書いたSSは→こちら
その続編として私が書いたのが→こちら

↑この二つの更に続編です。





澄んだ空気にどこまでも青い空―――ここは天国
いや……何かが違っている。
そう、ここは天国のミラーワールド。
天空を駆ける天使たちの背に広がるのは黒い羽……
腰に纏った黒い布と対照的に肌理の細かい白い肌は、まるで陶磁器のようだった。


「魅羅(みら)最近元気が無いな……」
魅羅が羽を休めるために腰掛けている太い幹に、降り立って来たのは同じ年の瑠依(るい)だった。
「そう?別に変わらないけど?」
本当は、魅羅自身もあの日以来調子が悪い事には気づいていた。
体調が悪い訳ではないが、何をするにも意欲が湧かなかったのだ。

「ふーん、元気ならしようぜ」
「いや」即座に瑠依の申し出を魅羅は跳ね除けた。
「どうして?もう随分としていないだろう?体が退化するぞ」
「……だって、誰ともしたくないんだ」
魅羅はこのまま誰とも性交渉せずに、退化しても仕方ないと半ば諦めていた。
だが瑠依は諦めない。
「俺は、魅羅と一緒に消滅したい、だから一人で退化などさせない」
そう言うと、魅羅を太い幹の上で押し倒した。

「いやだ、瑠依……」
「ほら魅羅、俺のを触って。もう魅羅が欲しくてこんなだ」
無理矢理握らされた瑠依の中心は熱く硬くなっていた。
「あぁ魅羅……早くお前の中に挿れたい」

この漆黒の天国には、黒い翼を持つ雄の天使しか存在しなかった。
どうして新しい天使が創造されているのか、大天使以外は誰も知らない。
此処では、16歳になった翌月から性交渉が許可されている。
勿論その繋がりで、新しい命が生まれる事はない。
そして、静かに年月を過ごし性交渉が少なくなると、体は退化し背中の翼は少しずつ小さくなり、やがてその体から消え失せ飛べない天使になってしまうのだ。

この世界で生きる天使たちは、快楽を求めながら命を繋いでいた。
「や、駄目だよ瑠依……」
瑠依は拒む魅羅を抱きかかえるように、右手で背中の翼の付け根を弄り、左手では小さな胸の粒を弄っていた。
「やぁ……っ」そんな愛撫に体が反応しない訳ではないのだ、それでも心の中までは満たされそうもない。

「気持ちいいだろう魅羅……」
16歳を過ぎてから何度も交渉を持った瑠依だ、魅羅の感じやすい所など心得ていた。
背中と胸を擦ったり爪を立てたりされれば、魅羅の体も少しずつ反応を示してくる。
「あぁ……んダメ……」
「気持ち良さそうにダメって言っても説得力ないよ、降りよう」
瑠依に抱えられるように、木の上から丘に降りた。
折り際に瑠依が木の幹から赤い小さな実と緑の実をもぎ取るのを、魅羅は見逃さなかった。

「いやだ……緑の実はイヤ」
「どうして?混ぜ合わせて使うのが好きだろう?」
「今日はしたく無いって言っているじゃないか……」
「俺はしたいんだよ」
「強姦は重罪だぞ」魅羅はそう言って瑠依を留めようと試みた。
だが、一度火が付いた瑠依はどうしても魅羅と繋がりたかった。そして最後の手段に出る。
「俺はまだ、下界へのチケット使ってないから、魅羅に譲ってもいいんだけど?」
瑠依の言葉に魅羅の抵抗が緩んだ。

「本当に?」
「ああ、約束する」
年に1度発行される下界へのチケット、使うも使わぬも本人の自由なのだ。
(もう一度あの男に会いたい……)
別に瑠依が嫌いな訳では無かった、これまではツガイのように瑠依と繋がって来た。
だが下界に降りた時に出逢ったあの男も忘れられない。
下界の男とツガイになどなれないのは充分に承知していたが、だからこそもう一度会って、自分の気持ちを確かめたかった。

あの我を忘れるような繋がりが良かったのか、あの男が良かったのか魅羅は分かりかねていたのだ。
「本当に、僕を下界に行かせてくれる?」
「ああ、その代わり……」
瑠依の言葉に、魅羅は拡げた翼を折り畳み、体を覆っている黒い布を自らの手で取り去った。

「全く人間なんかの何処がいいのか……」呆れたように言いながら瑠依は、魅羅の後孔に赤い実と緑の実を1個ずつ入れた。
「やだ、一緒に入れないで……」
「ふふふ、もう入れた後で言っても無駄だよ」
後孔に挿入された実は、体温で次第に溶けて中から油のような液体が溢れてくる。
そして2色の実が混ざり合い挿れ易いように、孔を広げてくれる。

瑠依がそっと指を入れ中の液体を万遍なく内壁に塗り付ける。
「やぁぁん……」
魅羅は体の中が熱く蕩けて来る感触に喘ぎ声を漏らしてしまった。
その声に気をよくした、瑠依は指を一気に3本に増やし中を擦り上げる。

「あぁぁぁっ……そんなに掻き回さないで……」
2色の実は、混ざり合う事で油分だけではなく疼きをもたらす効果もあるようだ。今まで好きで使って来た実が今は愉悦へと誘い、魅羅の心を貶める。

瑠依が我慢出来ないような顔をして、魅羅の両足を押し拡げた。
「ああん……」
魅羅が知っている中では、一番瑠依のモノが大きい。
その先端が後孔に宛がわれた。(あの男に会える……)
木の実で妖しく潤った魅羅の中に、瑠依の太い性器が押し入ってきた。
「ああ―――っ」魅羅はのけ反りながら瑠依を受け入れる。
下界から戻って3か月誰のモノも受け入れていなかった魅羅の体は、それだけで反応を示し、無意識に瑠依の性器を離すまいと絡み付いた。
「くっ……魅羅……凄いキツくて熱い」

暫くして大きく抽挿を始める瑠依の体にしがみ付き、魅羅は快感を体中で受け入れた。
(良祐……会いたい……)
魅羅はその思いを今だけは抑えて、下界に降り立つ時を心待ちしながら、激しく揺さぶられ続けた。





written by kikyouさま     






エロイっ(*ノωノ) イヤン
それでそれで、私の妄想していたその後にぴったり!!!
さすがです!
kikyouさん、「初の疑似ファンタジー」っておっしゃってましたが、そうは思えないです!
設定とかすごく自然だし、2色の実が……エロい……(*ノノ)キャ!

kikyouさん、ありがとうございました!!
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2011/07/14(木) 07:57:53 | | # [Edit
秘コメAさま
レス遅くなってしまってすみません!
お久しぶりです(*´▽`*)ノ゛

心配していただいて、ありがとうございます。
まだちょっと、いつ再開できるかわからないのですが、
いろいろ少し落ち着いたら必ず!と思っています。

コメントありがとうございました!

2011/07/28(木) 19:10:58 | URL | くっく #- [Edit

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